こんにちは！2012年入社の宮崎です。私はデータマネジメント部という部署に所属し、データを活用した新しいデジタルマーケティングサービスの企画・開発などを行っています。その中で企画書やサービス説明資料など作成が必要な資料が多くあります。今回はそうした日々の業務に役立てている書籍を紹介します。
紹介するのは清水久三子さん著の「プロの資料作成力」という書籍です。ビジネスの現場では、物事を伝えるために様々な場面で資料の作成が求められます。クライアント様への提案書や報告書、社内での打ち合わせ資料、業務の活動報告書...などなど。この本は、私が資料の作り方の右も左もわからない新人の時に、同じ部署の先輩からいただいたものです。
書籍の内容は、「そもそも良い資料とは何か」という根本的な考え方や、資料の作成における手順、テクニックなどが記載されています。例えば、資料を作る上でまず取り組むべきこととして、①何のために資料を作るのかという目的を考える、②どんな相手に向けて作るのかというターゲットを考える、③何を伝えるのかというメッセージを考えるといった具合に資料作成に必要な要素や、ステップが理解しやすくまとめられています。
私自身、本書で紹介されているような資料作成のステップを踏まずに、資料を作り始めてしまったために、相手が求めていることとは異なる資料を作ってしまった苦い経験があります。本書の内容を理解した後は、必要な情報を集めて、目的とターゲットとメッセージを考えぬいた上で、資料を作るようになりました。今では、相手に対して、適切なメッセージが正確に伝わる資料が作成できるようになったと上司から評価をいただいています。
プロフェッショナルの第一歩は資料のクオリティを高めるところから。本書はその一助になると思います。みなさまも是非ご一読ください！
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