【EC業界ニュース】Weekly Topics! 0219-0225

Today’s Topic
今週の注目ニュースは、メルカリ初となる事業戦略発表会「Mercari Conference 2020」だよ!
■ローソン、レジレス店舗の実証実験開始

nihonn.png 2月18日、コンビニエンスストア大手ローソンが、レジを通らずに買い物ができる"レジレス店"の実証実験を行うことを発表しました。2月26日から5月25日までの間、「富士通新川崎TS レジレス店」をオープンします。同店舗で実験するのは、専用アプリに表示されたQRコードを店頭にある端末にかざして入店し、購入したい商品を手にもって店外へ出ると、事前に登録した決済手段で自動的に決済できるサービスです。同店舗は、富士通株式会社新川崎テクノロジースクエアに勤務する従業員専用の店舗ですが、今後、今回の実証実験を元に新店舗をオープンし、一般の利用者にもサービス提供を行うことを検討しています。

情報源:同社プレスリリース「レジなし実験店「ローソン富士通新川崎TSレジレス店」実験開始」(2020/02/18)

■日本システムウエア、ARコマースサービス提供開始

nihonn.png 2月18日、日本システムウエアがARコマースサービス「Creoss AR」の提供を開始しました。同サービスは、同社が提供するECツール「Creoss Plus」とWebAR作成プラットフォーム「Union AR」の連携により、専用のアプリを必要とせずスマートフォンの一般的なWebブラウザとカメラだけで再生することが可能なARコンテンツを作成することが出来ます。同サービスの導入によって、利用者はよりリアル店舗での購買に近い体験をすることが出来ます。

情報源:同社プレスリリース「NSW、ARコマースサービス「Creoss AR」を提供開始」(2020/02/18)

■ペイペイ、利用者2,500万人突破

nihonn.png 2月19日、電子決済サービスPayPayが、登録ユーザー数が2,500万人を突破したことを発表しました。また、現在PayPayが利用できる加盟店数は194万か所以上となり、2019年12月以降の決済回数が毎月1億回を超えていることも明らかにしました。なお、同社は18日に「PayPayダッシュ」という、ユーザーから注文を受け付け、商品をピックアップ、そして自転車で商品をユーザーのもとへ届ける新しいサービスの導入を発表しており、PayPayのスーパーアプリ化を進めています。

情報源:同社プレスリリース「「PayPay」、登録ユーザー数が2,500万人を突破!~ 加盟店数は194万カ所以上に ~」(2020/02/20)

■インスタカート、利用者同士が会話できる新機能を追加

america.png 2月19日、米食品宅配アプリインスタカート(Instacart)が、新機能「ショップトーク(Shoptalk)」をリリースしました。同機能は、インスタカートの利用者向けのバーチャルコミュニティで、他の買い物客と会話ができるサービスです。利用者は、同機能を通してアプリに関するフィードバックを残すことも可能で、四半期ごとに一定の共感を得たコメントは運営チームに提示され、アプリ改良に役立てられる予定です。

情報源:CISION PR Newswire"Instacart Introduces "Shop Talk" -- A New Virtual Community For Shoppers"(2020/02/19)

■ロハコ、バーチャルメイク機能追加

nihonn.png 2月19日、ネット通販大手ロハコが、バーチャルメイク機能を追加しました。同機能は、仏化粧品会社ロレアルグループ傘下のモディフェイス社が開発したAI技術を利用したもので、スマートフォンのカメラモードを利用したライブ機能や自撮り写真、またはモデル画像を用いて、実際にメイクしたような仕上がりのシミュレーションが可能になります。まずは、ロハコ内で販売されている日本ロレアル社の有するリップ450アイテム以上に限定してサービスが開始されます。

情報源:PR TIMES「LOHACO、ロレアルグループ傘下・モディフェイス社(ModiFace)のAIを活用したバーチャルメイク機能を導入」(2020/02/19)

■メルカリ、事業戦略を発表

nihonn.png 2月20日、フリマアプリや決済サービスを展開するメルカリが、初の事業戦略発表会となる「Mercari Conference 2020」を開催しました。新戦略では、出品意欲のある潜在ユーザーを約3,600万と推定し、出品を簡単に行えるサービスを各種発表しました。具体的な取り組みとしては、丸井と提携し、今春には撮影、梱包、発送をワンストップで出品が可能なメルカリ初のリアル店舗「メルカリステーション」を新宿マルイ本館に出店し、また集荷パートナーとしてヤマト運輸を迎え、無人で商品の発送が可能な投函ボックス「メルカリポスト」を全国のドコモショップに配置し、2023年までに全国5,000ヶ所に展開を予定しています。今後さらに、自動採寸、無人レジ、顔分析などに対応するメルカリポストの進化版「メルカリポストプラス」の実用化も計画しています。

情報源:同社プレスリリース「メルカリ、初の事業戦略発表会 「Mercari Conference 2020」を開催」(2020/02/20)

■三菱UFJ、配車アプリグラブに出資

singapore.png 2月25日、三菱UFJ銀行がシンガポールに拠点を置き、東南アジアでサービスを展開する配車アプリ事業者グラブ(Grab)と業務資本提携を結んだことを発表しました。同社はグループ全体で、グラフに最大7億600万ドル(約783億円)の出資を予定しています。今後、両社はグラブが持つ顧客に向け、融資や保険などの商品の共同開発を行う計画です。

情報源:同社プレスリリース「Grab 社との資本・業務提携について」(2020/02/25)

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